〜ダイビングを始めたいあなたに贈る、安心の海ガイド About Ocean Tail〜

ビビリな私が、あえてダイビングインストラクターになった理由

Joe & Tail

このサイトでは、管理人の Joe が海で撮った写真や経験をもとに、ナビゲーターの Tail がお話をしていきます。
「Joeの経験 × Tailの言葉」で、どこよりもリアルで温かい海の情報をお楽しみください!

テイル
テイル

Joe、ずっと気になってたんだ。あんなに海を怖がっていたJoeが、どうして教える側の「プロ」になろうと思ったの?🐿️

Joe
Joe

実はね、ある一人のダイブマスターさんとの出会いが、私の運命を大きく変えたんだ。

50本未満で挑んだ、三宅島の激流ポイント「弁慶」

それは、私がまだ経験本数50本にも満たない頃のこと。三宅島にある「弁慶」という、ダイバーなら誰もが知る激流ポイントに行くチャンスがありました。

当時の私は、今以上にビビリで、「そんな激流、私なんかが行けるわけない……」と完全に諦めていたんです。周りの空気も「初心者のJoeがいるなら、弁慶は無理かな」という雰囲気でした。

でも、その時一緒に潜ってくれたダイブマスターの先輩だけは、違ったんです。
私が「私は行かないで待ってます」と言おうとした瞬間、「大丈夫、絶対いけるよ。」と言ってくれたんです。
その瞬間のことは今でも鮮明に覚えていますが、そのダイブマスターの方が居るなら大丈夫かもと前向きになれたのです。

「憧れ」が、私をプロへと突き動かした

その先輩の言葉を信じて飛び込んだ弁慶。そこには、激流に逆らって泳ぐ力強い生き物たちと、今まで見たこともないような濃い青の世界が広がっていました。
ダイビング中、バディとして私の側に居てくれ、いつも目が合うところから指示を出してくれました。
自分自身もこの激流を楽しみたいだろうに、私のために私のお守りをしてくれる。これがプロなんだ。

「あの人がいなければ、私はこの景色を一生知らずに終わっていたんだ」

そう思った瞬間、涙が出るほど感動したのと同時に、一筋の目標ができました。

「私も、あの先輩みたいになりたい。不安で震えている人の手を引いて、見たことのない最高の景色を見せてあげられるプロになりたい」

私がプロを目指したのは、単にスキルを磨くためだけではなく、あの時もらった「勇気」を、今度は私が誰かに手渡したかったからなんです。

私はたくさんダイバー仲間に迷惑をかけました。
不安になったりした時も目標となったダイブマスターの先輩を思い出し、潜り続けた結果インストラクターの資格を取っていたのです。
見たい生物・見たい景色・一緒に潜りたいダイバー仲間。これが原動力となりました!

テイル
テイル

じーんときちゃった……。その先輩がJoeの『道しるべ(Tail)』になってくれたように、今はJoeがみんなの道しるべになっているんだね🐿️✨

Joe
Joe

そうだといいな。ビビリな私だからこそ、不安な気持ちは痛いほど分かる。だからこそ「大丈夫だよ」って、あの時の先輩みたいに誰かの背中を優しく押してあげたいんだ。

そしてもう一つの理由が自分自身を信じられるようになってダイビングを純粋に楽しみたいと思ったから。

「たられば」を考えるのをやめたかった

私は根っからのビビリで、想像力が豊かすぎるタイプ(笑)。 「もし、ここで強い流れに捕まったら?」「もし、チームからはぐれて一人ぼっちになったら?」 ダイビング中、そんな「たられば」の不安が頭をよぎると、せっかくの綺麗な景色も楽しめなくなっちゃう。

でも、私がどうしても会いたい景色は、流れの強いポイントの先にありました。 迫力満点のサメの群れ、キラキラ光る回遊魚のトルネード……。

「怖いから諦める」んじゃなく、「怖くないと思えるまで、圧倒的なスキルを身につけよう」。そう決めたんです。

自分の自信が、誰かの「安心」に変わる

プロコースの訓練は、正直、おっちょこちょいな私には大変なことの連続でした。 でも、一つひとつ技術を自分のものにしていくうちに、気づいたんです。

「自分が不安を克服できたプロセスは、そのまま、今不安を感じている誰かの助けになる」

ビビリな私だからこそ、不安で動けなくなる人の気持ちが痛いほど分かる。失敗する・流される怖さを知っているからこそ、安全の重みが誰よりも分かる。

海の中から見る太陽の写真を撮りたいという安易な動機から始まった挑戦は、いつの間にか「海を怖がる誰かに、最高の景色を見せてあげたい」という想いに変わっていました。

Joe
Joe

不安があっても、自信は技術で補えます!そしてその先には、最高の自由が待っています!

失敗話はたくさんあるので、少しずつお話ししますね