〜ダイビングを始めたいあなたに贈る、安心の海ガイド〜

【初心者・女性必見】大瀬崎ダイビング完全ガイド!「聖地」と呼ばれる理由と安心の楽しみ方

ダイビングを始めてみたいけど、海ってちょっと怖いかも…」「私にできるかな?」そんな不安を抱えている方にこそ、まず訪れてほしい場所があります。
それが、西伊豆にあるダイバーの聖地こと「大瀬崎(おせざき)」です。

富士山を望む絶景に囲まれたこの場所は、まるで天然のプールのように穏やか。インストラクターが講習の場所に真っ先に選ぶほど、潜りやすさは抜群なんです!
今回は、女性インストラクターの視点から、ビギナー女子が安心して大瀬崎デビューするためのポイントをたっぷりご紹介します!

なぜ大瀬崎はビギナー女子に選ばれるの?

「天然のプール」と呼ばれるほど穏やかな海

岬に囲まれた「湾内」は、外海が荒れていても嘘のように静かです。
波も穏やかなので、波酔いしにくく足がつく浅瀬からゆっくり練習が可能!
怖いと思う暇がないくらい穏やかな海でダイビングを始めることができます。

ビーチの目の前で器材のセッティングをするので、エントリーまですぐ

重い器材も大丈夫!エントリーまでの距離が近い

駐車場やショップから海までの距離が短く、ビーチも歩きやすいため、体力に自信がなくても、重いシリンダー(タンク)を背負って歩く時間が短いです。
ポイントによってはエントリーしやすいスロープになっていたりするので、エントリー前に疲れてしまうことなくダイビングが楽しめます。

大瀬崎のダイビングポイントは複数あり、先端にいく場合はダイビング器材をカートに入れて押していくことができます。

ダイビングポイントまではダイビング器材をカートに乗せて運んでいきます。

初心者でも「可愛い生物」にすぐ出会える!

浅い水深でもクマノミ、ミジンベニハゼ、季節ごとのカラフルな魚が豊富。
深いところまで潜らなくても、アイドル級の生物に遭遇できます。
水中神社の鳥居など、SNS映えするスポットがすぐそこにあるのが大瀬崎です!

一眼レフを持ったダイバーも多く、動画や写真を撮るダイバーもたくさん集まってきます。

アフターダイブも快適!女性に優しい施設が充実

ダイビング専用の施設が立ち並び、更衣室や温水シャワーが完備。
海から上がってすぐにシャワーを浴びれたり、湯船に浸かることができます!
ドライヤーがあるショップもあり、そのままランチや観光へ行きやすいのも魅力のひとつ。

大瀬崎にはビーチ沿いにダイビングサービス併設の宿もあったり、お食事処もあります。
写真は大瀬館のカツカレー!ダイビング後のカレーっていつもより美味しく感じます!

ダイビングの合間に聖地巡礼!

実は大瀬崎は、人気アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地としても有名。
ダイビングの休憩時間に、メンバーが歩いた大瀬神社の石段を散策してみるのも楽しみ方の一つです。

アニメと同じ景色をバックに写真を撮ったり、神社の御朱印をいただいたり。
大瀬崎は水の中も外も、見どころがたっぷり詰まっていて、水中だけじゃないフォトスポット満載!

聖地巡礼で神社を訪れる際は、参拝のマナーを守りましょうね

「他がクローズでも大瀬崎なら潜れる!」——初心者女子に心強い“最強のホーム”の秘密

ダイビングの予約を入れたあと、一番気になるのは当日の「お天気」ですよね。特に台風が近づいている時期などは、「中止になっちゃうかな…」とハラハラしてしまうもの。

でも、安心してください。大瀬崎のメインポイントである「湾内」は、ダイバーの間で「泣く子も黙る、最強の全天候型ポイント」と呼ばれているんです。

地形が守る「天然のシェルター」

大瀬崎を地図で見るとよくわかりますが、突き出した岬がちょうど「腕」のように海を囲んでいます。この独特な地形が外海からの強い波やうねりをブロックしてくれるため、すぐ外側が荒れていても、湾内だけはまるで湖のように穏やかなままなんです。

「クローズ知らず」はビギナーの味方

伊豆の他のポイントが波の影響でクローズ(潜水禁止)になってしまっても、大瀬崎だけはオープンしていることが多々あります。 「せっかく休みを取ったのに、当日になって中止」という悲しい思いをすることが少ないのは、経験の浅いビギナーダイバーにとって、スケジュールが立てやすい大きなメリットです。

インストラクターが「困った時の大瀬崎」と呼ぶ理由

インストラクターも、海が荒れて講習が危ぶまれるときは「大瀬崎に行けば大丈夫!」と信頼を寄せています。波がないからこそ、落ち着いて耳抜きができたり、魚をじっくり観察できたりする。この「安定感」こそが、大瀬崎がビギナーに最も選ばれる理由です。

南西の風が非常に強い時など、稀にクローズすることもありますが、その確率は他のポイントに比べて圧倒的に低いです。

夕暮れの大瀬崎。富士山のシルエットと、静かに始まる夜の物語

大瀬崎はビギナーからベテランまでダイビングを楽しめる場所です。
ダイビングのライセンス取得で訪れているダイバーも多く、日々たくさんのダイバーが誕生しています。
日によっては富士山がとても綺麗に見えるので、都会の喧騒から離れてリフレッシュもできる!

ダイビングを終えた多くの人たちが帰り支度を始め、賑やかだったビーチが少しずつ落ち着きを取り戻す夕暮れ時。私は、この時間の大瀬崎が何よりも大好きです。

空の色がゆっくりとオレンジから深い藍色へと溶け込んでいく中、対岸には富士山のシルエットがくっきりと浮かび上がります。波の音だけが聞こえる静かなビーチ。

でも、そこにあるのは「終わり」ではなく、新しい「始まり」の予感です。

暗くなり始めた波打ち際では、ナイトダイビングを控えたダイバーたちがライトの点灯確認を始めます。ポツリ、ポツリと灯るライトの光は、まるで水辺に集まる蛍のよう。昼間とは全く違う、神秘的な夜の海へ向かう人たちの高揚感が、静かな空気の中に心地よく混ざり合います。

「今日はどんな不思議な生き物に出会えるんだろう」 そんな期待に胸を膨らませながら、富士山に見守られてエントリーする夜の海。 この贅沢な時間は、大瀬崎に少しだけ長く滞在した人だけが味わえる、特別なギフトなのです。